―― 甘味は、知性である。味わいは、人を創る――
宮本 二美代
【食で整える健康専門家】
著書『教養としてのお菓子』
【プロフィール】
宮本 二美代
Fumiyo Miyamoto
お菓子も楽しむ食の健康習慣を発信。
著書『教養としてのお菓子』
製菓衛生師(国家資格)
仏「ル・コルドン・ブルー 」パリ校卒業 製菓ディプロム取得。
都内洋菓子店、ホテル、カフェで経験を積んだ後、渡仏。本場パリにて研鑽を重ね、帰国後は菓子文化の教育・普及に携わる。
これまでに延べ1万人以上を指導。
世界20カ国以上で2万個を超える菓子文化に触れ、甘味が持つ歴史性・文化性・社会的役割を探究してきた。
著書『教養としてのお菓子』では、手土産・会食・ビジネスシーンにおける「甘味の教養」を体系化。
お菓子を“嗜好品”ではなく“信頼を築く知性”として再定義し、企業・教育機関・経営層を中心に支持を得ている。
現在は、講演・企業研修・執筆・監修活動を通じて、菓子文化と健康の新たな価値を提案している。
甘味を、教養へ。
ご挨拶
お菓子は、単なる嗜好品ではありません。
そこには国の歴史があり、人の心を開く力があり、場の空気を整える教養があります。
私は30年以上にわたり、製菓の現場、教育、商品開発、文化研究の分野で「お菓子」と「食」の世界に携わってきました。
甘い香りのする厨房。
美しく仕上がったケーキ。
「美味しい」の一言で、涙ぐむ人。
お菓子は、人を幸せにする。
私は今も本気でそう信じています。
日本の洋菓子店、ホテル、カフェ、工場で経験を積み、フランスへ渡り製菓学校を卒業。パリでパティシエールとして働きました。
技術と文化を学び、夢を生きていました。
その後、製菓・ラッピング講師、フードコーディネーターとして食の世界全般に関わるようになります。食材選び、商品開発、現場演出、教育活動。
そこで私は、あらためて「食の背景」に目を向けるようになりました。
原材料表示の仕組み。
添加物の制度。
素材の産地や栽培環境。
学びを深める中で見えてきたのは、
私たちが意外なほど「食を知らないまま口にしている」という現実でした。
私たちの身体は、食べたものでできています。
それは体だけでなく、心の状態にも影響します。
体が整えば、心も整う。
心が安定すれば、判断も整う。
どれほど外側を着飾っても、内側が乱れていては本当の健康とは言えません。
そして私は気づきました。
甘いものは悪ではない。
問題は「知らないこと」なのだと。
作り手としての誇りと、食の専門家としての責任。
その両方を持つ立場だからこそ、私は「甘いものを否定しない健康」を提案しています。
我慢ではなく理解。
禁止ではなく教養。
罪悪感ではなく感謝。
甘さを敵にせず、味方にする。
それが大人の知的な健康習慣だと考えています。
私の使命は、
食を通して命を守る選択を伝えること。
一人でも多くの方が、自分の身体を信頼できるようになること。
心と身体が整えば、人はやさしくなれます。
そして社会もまた、やさしくなると信じています。
私は、甘い世界から来ました。
だからこそ伝えます。
「食」は、「命」です。
あなたは、今日から何を選びますか。